翻訳ナイトの予約スタート

翻訳ナイト:第一夜「翻訳したい本・翻訳する本」の予約がスタートしました。
下記サイトで受付しています。

http://peatix.com/event/247249


【イベント詳細】

2017/03/31 (金) 19:30 – 21:30(デジタルハリウッド大学一般教室)

その年に発売された翻訳書の中から最もおもしろい作品を決定する日本翻訳大賞。 第三回大賞発表を前に「翻訳ナイト」を開催! 翻訳を審査する難しさ、翻訳の醍醐味、楽しさ、難しさなど、 翻訳や小説に興味がある人にとって刺激的な話になるでしょう。

出演は、日本翻訳大賞選考委員であり翻訳家である金原瑞人、岸本佐知子、柴田元幸、松永美穂、西崎憲の各氏。 司会進行はデジタルハリウッド大学客員教授の米光一成でお送りします。

第三回日本翻訳大賞スケジュール

授賞式までのスケジュールが決定しました。


3/23(木)正午 「最終選考5作発表」
3/31(金)「翻訳ナイト 中間発表会 」(デジタルハリウッド大学一般教室)開場19:00開演19:30
4/9 (日)最終選考会
4/10(月)正午 受賞作発表
4/23(日)授賞式(デジタルハリウッド大学駿河台ホール)開場14:00開会14:30

ホンヤクちゃんが聞く! 「日本翻訳大賞」のすべて

ホンヤクちゃんは、みんなの心のなかにすんでいる妖精。現代では、ごくわずかの人しかその姿を目にすることができないと言われているため、姿形は不明。推定年齢は2500歳。


 

ホンヤクちゃん(以下ホ):あっ! 西崎おにいさんだ!

西崎おにいさん(以下西):あ、ホンヤクちゃん。どうしたの?

:ちょうどよかった! 西崎おにいさんに聞きたいことがあるの。
西崎おにいさんって、翻訳家なんだよね?

西:そうだよ。小説を書いたり、作曲をしたりもしているけれどね。

:あのね、「日本翻訳大賞」っていうのが、面白いらしいの。
本好きの人たちのなかで話題なんだ。

西:ありがとう。ホンヤクちゃん。実は、その賞の設立を発案したの、僕なんだよ。

僕がツイッターに「翻訳者を讃える賞があったらいいのに」という内容のことを書いて、それにゲームクリエイターの米光一成さんが賛同したことがきっかけなんだ。

:え、そうだったの? どうやって賞を立ち上げたの?

西:知り合いに声をかけて、手探りで作っていったよ。クラウドファウンディングといって、ネット上で一般のみなさんの支援を募る形で資金を集めたところ、わずか1日で目標額をクリアできたんだ。そのうえ、第一回「日本翻訳大賞」の授賞式には、300人以上の方が集まってくれた。

:へぇ、すごい! なんでそんなに盛り上がったのかな?

西:翻訳者という存在は裏方なのだけど、注目されていた方は少なくなかったんだと思う。
あとは海外文学好きの皆さんの熱い心のおかげだよ。

今、第二回「日本翻訳大賞」の一次選考が始まっているんだよね?

西:うん。一次選考では、読者推薦と選考委員の推薦を合わせて、15冊程度に候補作品を絞り込むよ。

:読者推薦ってなあに?

西:まずは、読者のみなさんから推薦文を募集する。
そして、推薦数の多かったものから順に10作品ほどが、読者推薦作品になるんだ。

それに、選考委員の5人がそれぞれに選んだ作品が加わるよ。

:選考委員の5人って?

西:選考委員は、金原瑞人さん、岸本佐知子さん、柴田元幸さん、松永美穂さんと、僕、西崎憲の5人だよ。

:それはすごいね! 推薦をするときに、気をつけなきゃいけないことってある?

西:推薦できる作品は、2014年12月1日から2015年12月31日に発行されたものに限られるよ。
選考委員の作品は、推薦の対象外。
日本語で読める翻訳作品であれば、どんなジャンルのものでもいいんだ。

:わかった! さっそく推薦してみる。

西公式HPに推薦フォームがあるから、そこから推薦してね。
推薦文を公表するかどうかは選べるから、気軽に投稿してほしい。
そうそう、推薦の締め切りは、2016年2月5日までだよ。お早めにね。

:もうすぐだね! ところで、二次選考はどんなふうに進めるの?

西:15作品が出そろったら、5人の選考委員で分担して読むよ。1人が6作品読むんだ。1つの作品を2人で検討することになるね。
この15作品は、すべて原文と照合するよ。選考委員が読めない言語の作品は、専門家に依頼するんだ。
そして、協議して、5作品を選ぶ。それが最終選考作品になるよ。最終選考作品は、3月下旬に発表するよ。

:最終選考では、全員が候補作品を読むの?

西:うん、もちろん全員が5作品を読むよ。
最終選考会は4月10日を予定しているよ。選考委員みんなが集まって、議論を交わして、大賞を決定するんだ。

:作品の選考では、どんなところに気をつけているの?

西:解釈の正確さ、日本語としての魅力、公刊の意義などを基準にしているよ。

:埋もれてしまっている作品にスポットライトをあてたいというのもある?

西:それはもちろんあるよ。でも、作品もそうなんだけど、主眼はあくまで「翻訳者」なんだ。
この賞を通じて、原作の良さ、翻訳の良さ、両方の要素があるものを広く紹介できたらいいな。

:ぼく、翻訳のレベルはわからないから、推薦しないほうがいいのかな。

西:そんなことはないよ。面白く、あるいは興味深く読めたなら、それは翻訳が一定のレベルに達しているということだから、心配しないで。

:わかったよ。第一回では、どんな作品が読者推薦にあがってきたの?

西:さまざまだったよ。英語圏の作品のしめる割合がもっと多いかなと思っていたのだけど、そんなことはなくて、かなり意外だった。でも、そのほうがいいと思ったよ。多様になってきているからね。
小説以外の作品も多かった。『古事記』の現代語訳もあがってきたし。

:読んだことのない作品もあった?

西:そうだね。読者推薦から興味を持って、選考委員が手にとってみるというのは、すごくある。大賞に選ばれた『カステラ』は見逃していたから、この作品を知ったのは大きかった。
読者推薦の力はものすごく大きいよ。

:なんだかとてもワクワクしてきたよ。ありがとう、西崎おにいさん!

西:そう言ってもらえるとうれしいよ。ではまたね、ホンヤクちゃん!

第一回日本翻訳大賞授賞式@紀伊國屋サザンシアター 2015年4月19日(日) 

第一回日本翻訳大賞授賞式が4/19(日)紀伊國屋サザンシアターで開催することが決定しました。



<第一回日本翻訳大賞授賞式>
【日時】2015年4月19日(日) 19:00開演(18:30開場)
【会場】紀伊國屋サザンシアター
【内容】選考委員全員が壇上で座談会的に総評、受賞訳にたいする選評、受賞者挨拶、受賞者と委員の対談、朗読等々イベントとしてもお楽しみいただける内容を予定しております。(受賞者の意向や諸事情による内容変更はあらかじめご了承ください)
【チケット】紀伊國屋サザンシアター (紀伊國屋書店新宿南店7F)で予約・販売中。

【料 金】1,000円 (税込・全席指定) ※チケット代金は日本翻訳大賞実行委員会のファンドレイジングに充てさせていただきます。


授賞式は、選考委員が選考会を振り返る座談会や、受賞作に関するトーク、受賞者との対談など翻訳に関するイベント満載のカジュアルな式ですので、お気軽にご参加ください。

それでは皆さまからのご連絡をお待ちしております。