第四回日本翻訳大賞 受賞作決定

第四回日本翻訳大賞の選考会が平成30年4月14日(土)早稲田で行なわれ、候補作品の中から『殺人者の記憶法』(キム・ヨンハ/吉川凪訳 CUON)『人形』(ボレスワフ・プルス/関口時正訳 未知谷)が受賞作に決まりました。

授賞式&トークイベントは2018年4月28日(土)、デジタルハリウッド大学  駿河台ホールで開催します。
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<第四回日本翻訳大賞 授賞式&トークイベント>
【日時】2018年4月28日(土) 14:30開演(16:30閉会)
【会場】デジタルハリウッド大学  駿河台ホール
【内容】選考委員全員が壇上で座談会的に総評、受賞訳にたいする選評、受賞者挨拶、受賞者と委員の対談、朗読など、イベントとしてもお楽しみいただける内容を予定しております。
【チケット】Peatixで予約受付中。
https://nht180428.peatix.com
【料 金】1,000円 (税込・全席自由)   ※チケット代金は日本翻訳大賞の運営費に充てさせていただきます。

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授賞式は、選考委員が選考会を振り返る座談会や、受賞作に関するトーク、受賞者との対談など、翻訳に関するイベント満載のカジュアルな式を企画しています。ぜひ、お気軽にご参加ください!

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第四回日本翻訳大賞 授賞式&トークイベント

授賞式までのスケジュールが決定しました。


4/14(土) 最終選考会
4/15(日) 受賞作発表
4/28(土) 授賞式&トークイベント

授賞式&トークイベントは2018年4月28日(土)、デジタルハリウッド大学  駿河台ホールで開催します。

JTA 2017-17

<第四回日本翻訳大賞授賞式>
【日時】2018年4月28日(土) 14:30開演(16:30閉会)
【会場】デジタルハリウッド大学  駿河台ホール
【内容】選考委員全員が壇上で座談会的に総評、受賞訳にたいする選評、受賞者挨拶、受賞者と委員の対談、朗読等々イベントとしてもお楽しみいただける内容を予定しております。
【チケット】Peatixで予約受付中。
https://nht180428.peatix.com
【料 金】1,000円 (税込・全席自由)   ※チケット代金は日本翻訳大賞の運営費に充てさせていただきます。

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授賞式は、選考委員が選考会を振り返る座談会や、受賞作に関するトーク、受賞者との対談など、翻訳に関するイベント満載のカジュアルな式を企画しています。ぜひ、お気軽にご参加ください!

第四回日本翻訳大賞最終選考候補作品

第四回日本翻訳大賞の最終選考対象作が下記の5冊に決まりました。
(作品名50音順)


 

『オープン・シティ』テジュ・コール、小磯洋光訳、新潮社

『殺人者の記憶法』キム・ヨンハ、吉川凪訳、CUON

『死体展覧会』ハサン・ブラーシム、藤井光訳、白水社

『人形』ボレスワフ・プルス、 関口時正訳、未知谷

『ビリー・リンの永遠の一日』ベン・ファウンテン、上岡伸雄訳、新潮社

5作大

翻訳ナイトの予約スタート

第四回日本翻訳大賞選考委員によるトークイベント「翻訳ナイト」の日時が決定しました。

【翻訳ナイト】
日時:3月31日(土)開場17:30 18:00~19:30
料金:1080円(税込)
登壇者:金原瑞人、岸本佐知子、柴田元幸、西崎憲、松永美穂、米光一成
定員:110名
場所:青山ブックセンター本店
予約サイト
http://www.aoyamabc.jp/event/besttranslationaward4/

 

皆様の御協力で日本翻訳大賞も四回目を迎えることができました。二〇一七年は翻訳の当たり年で、素晴らしい翻訳書が何冊も何冊も現れました。そのぶん選考も大変になりそうですが、もちろんそれは嬉しい大変さということになります。
イベント当日には、二次選考対象作品十八作品から、最終選考に臨む五作が決定しています。十八作のこと、五作のこと、そして翻訳のあれこれを語る楽しい一夜にしたいと思っております。春の一夜、翻訳の夜に、ぜひ御来駕ください。

選考委員一同

第四回日本翻訳大賞授賞式開催決定

第四回「日本翻訳大賞」授賞式の日付が決定しました。
2018年4月28日(土)に、デジタルハリウッド大学 駿河台ホールにて行います。

 

授賞式

 

また本日1月20日より1月31日まで、読者推薦作品とコメントを募集しています。
推薦はこちらから。
対象となるのは、2016年12月1日から2017年12月31日までに発表された翻訳作品です。
ひとり2作品まで推薦できます。

第四回日本翻訳大賞開催決定

第四回「日本翻訳大賞」の開催が決定しました。

「日本翻訳大賞」は「翻訳家がつくる翻訳賞」です。

「読者と翻訳者のために、もっと開かれた翻訳の賞をつくりたい」。
2014年、翻訳家・西崎憲のつぶやきに、ゲームクリエイターの米光一成が賛同したことがきっかけとなり日本翻訳大賞は設立されました。

選考委員は、現在日本の翻訳文学を牽引する翻訳家5名です。
【選考委員】金原瑞人、岸本佐知子、柴田元幸、松永美穂、西崎憲

選考委員


年に一度、翻訳好きが集まる祭典

2014年、わずか1日でクラウドファウンディングの目標額をクリアし、最終的に385人もの方々から約340万円の支援を受けて設立されたのが日本翻訳大賞です。
第一回「日本翻訳大賞」は『カステラ』パク・ミンギュ、ヒョン・ジェフン/斎藤真理子訳(クレイン)と『エウロペアナ:二〇世紀史概説』パトリク・オウジェドニーク/阿部賢一、篠原琢訳(白水社)が大賞を受賞。また読者賞が『ストーナー』ジョン・ウィリアムズ/東江一紀訳(作品社)に贈られました。授賞式は新宿・紀伊国屋サザンシアターで行われ、300名以上が来場。朗読や生演奏を交えた授賞式には翻訳書のファンが集い、他に類を見ないイベントとして好評を博しました。

第二回「日本翻訳大賞」は『素晴らしきソリボ』パトリック・シャモワゾー/関口涼子、パトリック・オノレ(河出書房新社)と『ムシェ 小さな英雄の物語』キルメン・ウリベ/金子奈美訳(白水社)が受賞。

第三回は『すべての見えない光』アンソニー・ドーア/藤井光訳(新潮社)、『ポーランドのボクサー』エドゥアルド・ハルフォン/松本健二訳(白水社)が受賞しました。

 

受賞挨拶 アンソニー・ドーアとエドゥアルド・ハルフォン

受賞作『すべての見えない光』(藤井光訳/新潮社)の作者アンソニー・ドーアと、『ポーランドのボクサー』(松本健二訳/白水社)の作者エドゥアルド・ハルフォン、それぞれから届いた挨拶を掲載します。


アンソニー・ドーアからのメッセージ
藤井光訳

『すべての見えない光』が第三回日本翻訳大賞の受賞作となったことを、心から名誉に思います。デビューして間もない頃から今まで、僕の作品を日本で出版してくれている新潮社と、心を砕いて翻訳を完成させてくれた訳者の藤井光さんに感謝します。そして何よりも、選考に参加してくださった読者のみなさまにお礼を言いたいと思います。読者なくしては、作家も出版社も存在できないのですから。
翻訳文学に与えられる賞は、とても大事なものです。長編や短篇や詩が、国と国のあいだに何千という扉を開くものだと教えてくれるからです。優れた本は、文化や階級や人種、さらには時間の壁を超えていくことができます。優れた本は、僕たちをふわりと持ち上げ、自分という垣根を超えて、似たような人生を送る隣人であれ、地球の反対側で生きる人であれ、他者の人生に入り込ませてくれます。
本を通じて、人々への共感を培っていきましょう。今、この世界では、他者への共感がかつてなく必要とされています。どうもありがとうございました。

 

 

エドゥアルド・ハルフォンからのメッセージ
松本健二訳

三年前の三月、雨の日の午後、私は京都で訳者の松本健二とはじめて会いました。その日の午後から私たちは共同作業の可能性について話し合い始めました。私はおそらく冗談半分で、三冊を一冊にまとめ直せば日本の読者だけが読める世界でひとつの版をつくれるのでは、と言いました。三冊とも読んでいた健二はすぐさま私の意図を理解してくれました。どれも同じ語り手が同じ探求をしている、合冊には意味があると。しかし本当にそうだろうか? はっきりとそれが分かったのは、健二が翻訳を終え、それが私たちの編集者である金子ちひろさんの手に渡り、彼女がそれを通読したあとで、たしかに意味がある、これはもはや三冊ではなく一冊の小説になっている、と断言してくれた時でした。
翻訳とはいつだって信念のなせる業といえます。作家がなにか言葉を書くと、翻訳者はそれを受け取り、家に持ち帰ります。翻訳者は、ある言語から別の言語に、ある記号体系から別の記号体系に、それらの言葉を元の形のまま同時に変換しなくてはなりません。結果としてそれらは元の言葉でもありながら、同時に違う言葉にもなっている。翻訳とは信念のなせる業、英雄的行為です。
そして、文学作品を出版するのも、信念のなせる業であり、英雄的行為です。あらゆるものがインスタント化されメディアに拡散しているこの時代にあって、もともとは三冊だったらしき小説を合冊にして翻訳するのは、なかなかの勇気を要することです。しかもその作者はグアテマラ人なのにグアテマラに住んでいないし、ユダヤ人なのに自らをユダヤ人と思っていないし、題名になっているポーランド人ボクサーなど実際には作品中で一度も姿を現さないのですから。
自分には英雄と呼べる人物はほとんどいません。マーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師か野球選手くらいでしょう。あるいはジャズ・ミュージシャン。あるいは私の作品を訳してくれた人々と編集者。グラシアス、健二、グラシアス、ちひろさん。